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結婚式をする際、嫁がオープニングムービーおよびプロフィールムービーを作りました。
ムービーを上映するにあたり、DVDにデータを書き込む必要があり、さくっと終わると思いきやなかなかややこしい。
GUIベースのソフトウェアの書き込み方法を探索する中、古い情報に行き当たることも多々ありました。
効率的な手段を模索した結果、コマンドラインを活用する方法を選択しました。
具体的な手順を説明していきます。
なお、profile.mp4という動画ファイルをDVDに書き込む前提で話を進めます。
事前準備
事前準備として以下のDVDドライブを購入いたしました。※CDは入りません。
書き込み手順
1.ffmpegのインストール
ffmpegが未インストールの場合は、Homebrewを通じて以下のコマンドでインストールできます。
brew install ffmpeg
2.MP4からDVD互換のVOBフォーマットへの変換
ffmpeg -i profile.mp4 -target ntsc-dvd -aspect 16:9 profile.vob
※ここで比率を指定していないと、ntsc形式のデフォルトが4:3なので、その比率で出力されることがあるようです。
3.dvdauthorのインストール
brew install dvdauthor
4.iso形式で書き出せる構成を出力
dvdauthor -o profile -t profile.vob
export VIDEO_FORMAT=NTSC
dvdauthor -o profile -T
5.isoファイル生成
mkisofs -dvd-video -o profile.iso ./profile
6.空のDVDディスクをドライブにセット
結婚式場で、書き換えのできないDVD-Rの指定があり、そちらを使いました。
7.isoファイルをDVDに書き込む操作
isoファイルを右クリックするとディスクを作成という項目があるのでそちらをクリックします。
あとはデフォルトの設定で書き込めば、無事DVDができます。
以上、MacOSのターミナルを利用してMP4動画をISO形式でDVDに書き込む方法を紹介いたしました。
初めはシンプルに思えた作業でしたが、実際やるとなかなかはまりました。
この記事がDVD書き込みに関して苦戦してる方の参考となれば幸いです。